はるたまの健康生活

一生の付き合いとあきらめていたアトピーが、かなり治り、外反母趾も治ってきたので、日常の工夫を書きます

症状の季節変化、年齢による変化を見切る

症状の季節変化、年齢による変化を見切る

 

症状が良くなった、悪くなったと一喜一憂するのではなくて、

アトピーの季節変化を見切る事

 

季節変化も一種類ではなくて

・軽度のアトピーの場合、春や秋の季節の変わり目だけに症状が出やすく他のシーズンは治まる

・汗かぶれや日焼けによるダメージのある人は、夏に重くなる

・年齢によって肌が乾燥してダメージを受けやすくなる人は、冬に悪化する

・また、これらの混合タイプ

 

自分のアトピーがどの季節に悪くなるかを知る事で

悪化しているときには、お風呂もなるべく入らず石けんも使わないが

症状の軽い時期にはできるだけ清潔にするようにお風呂にはいるとか

 

悪化する時期に薬が足りなくなることを見越して

その前に少し多めにストックしておくなどの対処ができるようになりますよ。

 

おしゃれよりアトピー

f:id:HARUTAMA:20200421092326p:plain

 

 

重度のアトピーの場合、おしゃれはあきらめる。

×化粧

×コンタクトレンズ

×メッキの金属

×化繊や刺激になる素材の服

 

■化粧

化粧は、ファウンデーションが一番ダメ。

口紅とまゆげとまつげくらいは描ければ

それなりに化粧をしているように見えるよ。

まゆげは、描くより抜いて形を整えよう。

 

■服

肌に触れる服は全て綿100%にする。

しかし、綿100%でも、冬場用の起毛タイプの下着などは刺激になるのでNG。

肌着の上からでも麻などのとがった素材や静電気がチクチクした刺激になる時があるので注意。

ブラジャーは、直接肌に触れないように、綿の下着の上につける。夏場はブラの下に綿100%の手ぬぐいやタオルをつける。

症状によって対処法を変える

アトピーの一生

アトピーの一生

アトピーが発生から悪化して沈下するまでを掻いてみた、もとい、描いてみた。

多分、医学的には分類ってあるんだろうなと思いつつ、患者玄人の医学素人なので

勝手に分類

 

1.重度:ひっかいてはかさぶたができたりじゅくじゅくになっている状態

     かゆい、痛い、しみるなどの症状

2.中度:破裂がなくなって丘陵がある(跡がぼこぼこ)

     時々あかくなったりかゆくなったり

3.軽度:何もないではないが、特に何も起こっていない

     ほぼ何も感じない

 

慢性アトピーの肌は、1と2を行ったり来たりしているのではないか。

重度の上に超重度というのを儲けるなら、症状は、「眠れない、掻き続ける」。

超重度から重度のなると、やれやれと思う。

重度から中度になるとやれやれと思う。

そして、薬を塗るのをサボる。

 

それが良くないよね。

分かってはいるのだけれど、、

毎日、朝晩全身に薬を塗って、飲み薬も飲んでってなると、

生活がアトピーに振り回されてしまう

大変なんですよぉ

 

アトピーはこうすべしって書いてあるアトピー本があるのだけれど、

どの症状の時でも同じではない、、よね

例えば、お風呂の入り方

アトピーの人はお風呂は週一回、石けんも極力使わない」

それは、重度の時で冬なら良い対処法だと思うけれど

軽度で夏ならもっと適した方法があるかも知れない。

軽度なら、石けんもそこそこ使って良いし、

その本では汗について、汗は肌に良いので汗をかこうと書いていたが、

アトピー患者は、肌が「汗かぶれ」する人も多いので、そういう人は、

特に夏場は汗をこまめに洗い流した方が、アトピーの発生を防げる。

 

 

リストへ 戻る

保険、薬局との戦い方

保険、薬局との戦い方

 

■保険では十分な薬を貰えない

保険では、1か月に処方できる薬の上限があるらしい

 

例えば毎日全身に2回薬と保湿剤を塗るように指示された時、

月の後半に薬がなくなったっからと医者に行くと、

「保険のリミットがあるからこれ以上出せない」と冷たく言われる。

おかしくないか、保険って。必要な薬を出せないだなんて。

 

○保険は月締めで、翌月になるとこのリミットは回復するので、薬が足りなくなりがちな場合に備えて、余裕のある時に多めに出して貰ってストックしておく。

 

 

○薬局との戦い方

慢性アトピーは、薬代が馬鹿にならない。

毎月5千円でも、1年で6万円、10年で60万円。

 

■薬局選びの注意点

○使いたいジェネリック薬をおいているか

○お店の自由裁量で決められる代金がいくらになっているか

 

ジェネリック薬は、置いているお店と置いていないお店があるので、必要な薬を置いているかどうか聞いてみよう。

しかし、それが全てではない。

分かりにくい料金体系があって、純粋な薬代以外にいろいろ加算される。それは、お店側の裁量で決められる金額でお店によって違う。

 

大病院のすぐ前に陣取っているような薬局は、利用頻度が高いので安い場合が多いそうだ。料金体系はゴチャゴチャしていてとても分かりにくい(--;

目安としては、明細から、純粋な薬代以外で取られている料金が1000円を超えるようだったら、その薬局はぼったくり、、もとい、取り過ぎる傾向があるかも。

加算されている金額の理由を確認する。試しに他のお店で同じお薬を出して貰って金額を確かめるなどしてみては。

 

■その他工夫

○薬を混ぜて貰うだけでも料金が発生する。待ち時間もかかるし、ちゃんと混ざっていない事もあるので、時間があるなら自分で混ぜるようにする。

○薬はできるだけまとめて処方して貰い品数を減らす。料金を多少安く出来る場合もある。

お薬手帳をちゃんと持って行く。忘れると50円くらい高くなる

ステロイドで慢性化した皮膚

慢性化肌

慢性化肌

ステロイドで慢性化した皮膚は、こんな感じで。

皮膚の破れは収まっても、全身の半分くらいの皮膚がボコボコし続けていて、

「広すぎる」とお医者さんがグチをもらした。

 

ステロイドには副作用がある。

皮膚の状態が悪い時に塗れば効くけれど

良い状態の皮膚に塗ると内部的には悪化させてしまうらしい

それは、ホメオスタシスのためだとか。

 

問題は、この図のような状態の皮膚だと、ざっくり薬を塗ると、

皮膚の状態が良いところにも、悪いところにも一緒に薬を塗る事になってしまう。

 

だから、脱ステロイドとか言う人達がいるのだけれど、

実際、私も試してみたけれど、

それまでさんざんステロイドを塗った肌で急にステロイドを止めると酷い事になった

それは、好酸球さんが大暴れをしはじめるから、、らしい

好酸球さんは、「はたらく細胞」参照)

好酸球さんがどのくらいいるかは血液検査で確認できる。EOSINOという値で、これが多すぎる状態で無理矢理に脱ステロイドを行うと、好酸球さんが大暴れするので要注意

f:id:HARUTAMA:20190810091922p:plain

好酸球さん

 

どんな方法も、合う人も合わない人もいるという事で、

ステロイドが合った人はそれが良いし、

私のように合わない人は、地道に良い医者を探す方が良いかと。

 

 

リストへ 戻る

 

良い医者を探せ!

私の全身のアトピーが快方に向かったのは

良いお医者さんとの出会いがあったからです。

 

良い医者=家系ラーメン風

・症状をきちんと説明してくれる

・勉強熱心で知識が豊富

・患者の話に耳を傾けて柔軟に対応してくれる

 

こんなお医者さんとの出会いで、自分もちゃんと治療に向き合えた。

それまでは、医者も投げやりで、私も投げやりだったので、

お酒を飲むと掻いちゃうんだよなぁと思ってもお酒をガンガン飲んでたし(笑)

 

お医者さんの指示を聞いて、ごく一部でも、言うとおりにすると治るという事が分かると、指示をまじめに聞こうという気にもなり、患者からも質問をするようになる。

「先生、ここの症状は、薬を変えた方が良いですか?」

 

では、良い医者に出会うにはどこに探しに行きましょう

「町の中華屋さん風や、頑固ラーメン親父風ばっかりだぜ」とお嘆きのあなた

お医者さんとラーメン屋の関係 参照)

 

 

良い医者を探すには風通しの良い中規模の病院がいい

・医師を固定されない病院 =患者が医師を選べる

・複数の医者を上位の医者が監督していて、変な事をされない

・勉強熱心な医師がいても、学会に行くから病院が休みという事にならない

 

(初診からいきなり医師を固定するようなところは、そもそも医者が保身に走っているのでダメ)

 

今のお医者さんが、「ステロイドは無害だ」と自信を持って言うようなら、

また、「保険診療なんて何でも同じだから」と自信なげに言うようなら、

 

他の病院に行ってみよう!

 

 

リストへ 戻る

アトピー歴

アトピー歴は、イコールほぼ年齢です。

 

もの心ついた時にはアトピーだったので、 小児アトピー

成長して家を出て、身体も一番強い時期にはそこそこ治り、

季節の変わり目に出る程度まで治った、 季節アトピー

その後、会社でリストラ云々の極度ストレス状態で悪化し、 ストレスアトピー

更に熟年になると、肌トラブルで悪化して、 熟年アトピー

 

結果、手に負えないアトピーが全身を覆い、

肌がグジュグジュで献血も断られる。

フケは大量に出るわ、眠れないわ、一日中掻いてるわ、

 

会社でも白い目で見られ、

人のいるところで薬を塗るなと上司に注意される始末で

更にストレスが増大する悪循環だった。

 

一生治らないで、一生薬代を払い続けるのだとグチッた事もあった

それが、今やほぼ治ってきて

それを自慢しようと、、、

いや、もしかしたら誰かの役に立つかも知れないので書いてます。

 

アトピーのための

日々の工夫を書こうと思います。

 

 

リストへ 戻る